ニッパチニッキ

2018年9月現在、人生低空飛行、時折落下中の28歳アラサー独身女が留学、英語、ジム、ライフハック?等々を日々挑戦する記録簿です。この人生、切り拓けるのか…?!

【初めての留学】無料留学エージェントの種類と感じた違い① 世界各国取扱い型エージェント編

こんにちは。アラサー社会人のモトキです。

 

2018年8月21日の深夜に、突如「語学留学したいな」と思いつき、その5日後には上司人事にも話に行き、海外留学を決定しました。

こういうのはスピード勝負ね。決めの問題、勢い大事!

 

人生で初めて海外留学します。

 

で、そもそも海外留学のやり方が全然わからなかったので、

いろいろ調べた結果、「留学エージェント」なるものがあることを知りました。

留学をするにあたって、アドバイスもらえたり学校を紹介してくれたり手続き代行等々のサポートを行ってくれる私営団体だそうで、便利~。

 

有料のエージェントと、無料のエージェントがいると聞いて最初は混乱したのですが、

転職エージェントの留学版。

と考えると、あぁ無料なのもなるほどね。という感じ。

とりあえず何をすればいいかわからなかったので、手当たり次第、複数社の留学エージェントに相談に行ってみたのですが、企業や専門、対応してくれる人によって全然内容が違う。

ますます転職エージェントっぽさを感じます。

 

各社個性があって面白かったので、ざっくり傾向と、利用するにあたってのおすすめ、感想をまとめてみます。

 

今回相談したのは7社。

  1. 全世界取扱い型(大手企業が多い)3社
  2. 国/地域専門型(日本に支店あり)2社
  3. 国/地域専門型(日本に支店なし)2社

 

本日は「1.全世界取扱い型」エージェントの感想です。

「2.国/地域専門型(日本に支店あり)」についてはこちらをどうぞ。

 

motomoki.hatenablog.com

 

1.全世界取扱い型(大手企業が多い)3社

【相談して感じた特徴】

  • 各国の特徴をそつなくて適度に教えてくれるバランス型
  • ぼんやりしたリクエストに対しても、「それができる国は●●、××で~」と、複数の選択肢からオススメを貰える。
  • 国も学校も決めておらず、「留学ってなんぞや」っていう私のような初心者が、最初に相談するにはおすすめ。全体感が掴める
  • 但し、行きたい国がある場合や国を決めた後、その国の詳細を教えてもらえるかどうかは、担当になったカウンセラーさんによる
  • 国の詳細を教えてもらえるかは、担当のカウンセラーさんがその国に留学した事が有るかどうかなので、正直運要素が強い。
  • すでに行く国を決めてる場合は相談する必要なし。
  • 世界各国型と言いつつ、実は得意不得意がある。Webサイトに書いてあるからといっても油断することなかれ
  • みんな紹介してくる学校が一緒紹介料が高いんだろうな。もっとみんな、自分ならではの提案とか個性出そうよ・・・!!

【各社の感想】

中~大手、全国型エージェントは3社行きました。大手なだけあって、SEO対策などもバッチリ。広告宣伝にも力を入れているため、googleで検索したときにも上位に出てきてクリックしやすい印象です。

大手でよく名前を耳にする企業もあります。その企業に対する安心感があれば悪くない手なのかも。大きい企業はコンプライアンスしっかりしてるし。

各社名前は伏せますこと、ご了承ください。

 

1社目

記念すべき1社目に選んだところも、よく名前を耳にする留学エージェントでした。

カウンセリングしてくれたお兄さんが、人柄も良く非常に好感触だった。

 

最初マルタ留学したい~★とふわふわしたこと言っていたのですが、ふと気づいたらオーストラリア計画を立てることになっていました。何故だ。

答えよう。カウンセラーお兄さん、オーストラリア留学を経験した、オーストラリア推しの人でした。

とにかくオーストラリア推し。熱い。すごく楽しかった。

「オーストラリアならタスマニアンデビルを見たい」という語学留学全然関係ないリクエストに対しても、「ならタスマニア島の近くにしないと!メルボルンいいですよメルボルン!」みたいな。

 

思いつきで「語学留学しようと思って」と来たにわかに対しても誠実に、「せっかくなら目標をきちんと持ちましょう!一生モノの資格ですし、その授業を受けること自体がすごい力になるんでFCEコース行きましょう!!」と、がっつり応援してくれました。

おかげさまで「FCE、いいね!」と、ワタクシまんまと唆されまして、この後各社のエージェントカウンセラーを悩ませる「何もわかってないけどFCE取りたい留学希望者」という微妙な相談者を作り上げた張本人こそ彼、オーストラリアお兄さんです。

 

熱く語られてたら1時間終了。具体的な計画に至らなかったものの、「ケンブリッジ英検のFCE」という新しい単語の習得と、無事マルタからオーストラリアへの方向転換だけは完了しておりました。

 

モトキはりゅうがくのちしきが1あがった!ねついが4あがった!

 

非常い印象が良かったので留学への意欲も高まり、またご相談にあがります、とお礼を伝えてさよならしました。

 

2社目

1社目のカウンセリングを受けた夜に2件目の予約を入れました。

今度は「なんでその名前なん?」と思ってしまう中堅どころ(な勝手なイメージ)。

社名は、企業での労働や日本に疲れきった人に向けた暗喩?

 

いい立地に構えたオフィスにあがると、面談室のような小さな個室に案内されました。

夜遅かったせいか、自分のほかに相談者は1人だけ。ガランとしている。

 

マイク付のヘッドフォンの装着を求められ、もしや・・・と思いきや、案の定北海道にいるカウンセラーさんとSkype面談。

わざわざオフィスまで足運んでSkype面談かーい。

家で良かった。交通費出してくれ。

 

しかしここが良かったのは、1社目と違って最初から「一緒に計画を立てさせられる立てていく」点。

スタートから「今日はこの順番で計画を決めて行きます」と宣言されました。

期間、国、学びたいこと、住む場所、学校etc...順番に尋問されていきます。

 

すごい。3日前に留学を思いついて、プラン何も考えてなかったのにサクサク決まっていく・・・??!!!

 

日中、留学の国について調べていたら「アイルランドは日本人が少ない」という情報を手に入れ「いいね!」となっていたので、

国は「オーストラリアかアイルランドがいいです」と伝えました。マルタは既に捨てた。

それぞれの国の簡単な説明をされ、「で、どっち?」と選択を迫られる迫られる。

とても「すみません全然決めてないです」とは言えない雰囲気。

ちょっと考えたのですが、オーストラリアだったら1件目のオーストラリア兄さんに相談したいし、「あなたのオリジナリティを見せてくれ」という気持ちになって「アイルランド」と返答。

 

 

その後、まさかの1時間のうちに、スケジュールから学校まですべて決まって、見積書をいただきました。

 

 

あんまり好意的に書いてない感じですが、2社目さんのお陰で、「具体的なスケジュールの立て方」を理解しました。モトキはりゅうがくのちしきが2あがった!

 

すごいマニュアル通りで、無個性ではありましたが、そこ含めて、相談に行けて良かったエージェントさんです。2回目は無いと思うけど・・・

 

で、ここで1つ問題が。なんと1社目と同じグループの語学学校を紹介されました。

この学校、進研●ミで見たことある――――!!

ワールドワイドに展開されている学校で、なるほど設備なども充実してるしカリキュラムもしっかりしてそう。

 

紹介手数料が高い」か、「誰に出しても無難な学校」のどちらかですね。

なんとなく世界各国を取り扱うエージェントの様子が見えてきました。

 

3社目

3社目は、留学エージェントまとめとかには必ず出てくる大手エージェントに行きました。

事前のメール予約の際、行きたい国を下記のように書いたところ、

 第一希望:アイルランド

 第二希望:オーストラリア

 

アイルランドはご紹介できないんですが、オーストラリアならできますのでぜひご来社を」との返信。

えっ、貴社サイト、アイルランドも紹介してるじゃん・・・・

どういうことだ??と頭を悩ませつつも、オーストラリアは紹介してくれるらしいのでお手並み拝見。

 

当日カウンセリングをしてくれたのは、自分よりも若そうなふんわりしたカウンセラーさん。

早々にカウンセリングが始まり、アイルランドの希望ヒアリングからスタート。

えっ、貴社返信、アイルランド無理って言ってた気がするんだけど・・・

 

しかし話は続くよどこまでも。

どうやら若い分、カウンセリング経験がまだ未熟そうな方でした。

 

「行きたい学校は決まってますか?」

「いや全く決めてなくて・・・」

「えっ、そうなんですか・・・」

「はい・・・」

「「・・・」」

 

すみません。オバさんコミュ障なのと、特に何も留学について決めてなかったんだ・・・。

色々質問するも、やはりアイルランドについてはほぼ知識がない模様。

「ご紹介はできますが、希望の学校があれば、その学校に紹介制度を取れるか、と弊社から依頼するところから始まる。」と宣言されました。

それだと、自分でやった方が早そうだし、レコメンドできないんなら留学エージェントを使う必要がありません。

宣言自体は、メールも、カウンセリングについても、ある種誠実さを感じたのでいいのですが、プロなら「うちではベストは紹介できない。他に行ってくれ」くらい言ってもいい気がしました。

(無理なカウンセリングじゃ成約成功率も低いだろうし、人件費も時間も無駄では・・・)

 

最終的には、他社エージェントのWEBサイトに掲載している学校紹介を読んだり、WEB上の文言を読み上げるだけのマシーンになってしまったカウンセラーさん。

「この学校は川に近いみたいです。」みたいな解説はわざわざgoogle map一緒に見ながら教えてくれなくても大丈夫、地図、読めるし、私は川には興味は無い。

 

川の情報を教えてもらった後に、

「この学校、どうですか・・・?」

と訊かれるんですが、ごめん、正直、川で学校は決められない。

あとその学校グループ紹介されるの、実は3件目なんだわ・・・・

 

頑張れ、がんばれ!って感じのカウンセリング2時間でした。

行くだけ無駄だった。

 

【総括】

以上、なんとなーく、世界各国を取り扱う、大手エージェントの傾向が見えてきたところで、

「国が決まったら相談すべきエージェントはここじゃないな」と判断。

国・地域特化型の専門エージェントへ方向転換することにしました。

 

相談する分には無料ですし、人にもよることがよくわかりました。

具体的に国もプランも決めてない人には、最初の一歩としてオススメできますが、そうでない限りは、あえて利用する必要は無いかな、という印象です。

まだ留学してないけど。

 

ぜひ、これから検討される方の参考になれたら幸いです。

 

 

「2.国/地域専門型(日本に支店あり)」の感想はこちら。